キャロット検討 ②リッチダンサー16
これまで三度応募した「母リッチダンサー」。
種馬が変わっても安定していい仔出しをする母です。
馬体も動きも問題なしで、やはり及第点以上の印象。
厩舎もあってもちろん人気になるでしょう。
では私がこれに申し込むのか??
答えは「NO」。
理由は以下の通り
①父ディープに合う血が母に少ない。
ディープの活躍馬はやはり母にノーザンダンサー、ミスプロを引く馬が
圧倒的に多いです。リッチはフェアリーキングは持つものの、他は相性の
良い血が見られず、配合として強調材料に欠く。
ちなみにムーンクエイク(父Aムーン)はDiesisとKrisの全兄弟クロスがポイントで
出資してます。
②ディープ、反ディープの法則
私が勝手に名づけたマイルールの法則で、「父ディープで走った母は、ステゴ、
ハーツ、ダイワメジャー等のサンデー系を付けても走らない」という法則で、
①ともリンクするわけですが。
特にハーツ、ステゴは分かりやすく、ハーツとディープでそこそこ活躍馬を出した
繁殖はハルーワスウィートとサセッティぐらい。ステゴに至ってはOP馬は皆無。
しかもハープの下二頭のステゴはいずれも未勝利とかなり信頼できる法則。
とすると上のハーツ産駒フラットレーがどこまで行くか?が分かると分かりやすい
のですが、デビュー戦を見る限りフラットレーは無事ならいいところまで行きそう。
そしてバウンスシャッセ(父ロブロイ)で結果が出てるという点でもマイナス材料
と私は捉えます。そもそもなんで母にここまでディープ付けなったのかが不思議
だったりしますがね(笑)。
という事で難癖つけてますが(笑)、母の繁殖能力を考えるともちろん活躍しても
おかしくない素材であることは確かだとは思います。
ですが逆に走らなければ「ディープ、反ディープの法則」は更に信頼できる物に
なるという事で、どうかひとつ。